瀬戸内国際芸術祭2019閉幕~伊吹島・粟島編~

瀬戸内国際芸術祭2019閉幕~伊吹島・粟島編~

瀬戸内国際芸術祭閉幕!

11月4日に瀬戸内国際芸術祭が終わってしまいました…

今年はあまり回れてないなという感じです。
閉幕直前で「嵐にしやがれ」で紹介されたので、きっとファンの方なども滑り込みで多く行かれたのでは…

最終の3連休に滑り込みで秋会期のみ開催の西の島々に行ってきました。

土曜日は伊吹島へ

伊吹島に行くのは本当に4~5年ぶりくらい。いりこで有名な観音寺市に位置する島です。
観音寺駅や専用の駐車場から観音寺港までシャトルバスが出ていたので、高松からのアクセスも便利。瀬戸芸期間中は船が増便していましたが、最終3連休はやはり人が多く、あぶれた人たちを乗せる別の船も用意されていました。

なんとなく昔から名前が好きなニューいぶき

大学生の時に伊吹島出身の先輩がいて、島内を案内してもらったことがあるので、見たことある道がいっぱいで懐かしかったです。

土曜日は晴れていたのでよい写真がいっぱい撮れました。
何度もブログに書いてますが、瀬戸芸は写真を撮るのが好きな人にとって、最高のイベント。
島々の景色も、アートも、自分の感性の赴くままに撮影してください(笑)

コスモスなど秋の花も綺麗でした

伊吹島の作品は、全部で6つほど。
坂道は少しきつく感じるかもしれませんが、徒歩で3時間程度で回りきることができました。

一番感動した作品はこれ


栗林隆「伊吹の樹」

産院跡地に作られた作品です。
出部屋と呼ばれたこの場所は、出産後の女性が産後の療養をするための場所だったそうです。

空に向かっているこの作品は、晴れの日にのぞくととても感動します。秋の空気感と、空の青さが合わさって心が洗われる感じがしました。

この作品は今後残るかあやしいですが、残っていてほしいなと思いました。

お昼はカフェでごはん。


入り口からかわいい古民家Cafe M

初めて行ったのですが、古民家を改装した雰囲気で好きでした。

漁師の気まぐれ定食(1,000円)

昨日とれたばかりの鰆のお刺身といりこの天ぷら、いりこに味噌をのせたもの、などなどたっぷりのボリュームで島の味が堪能できました。
本当に体によいものを食べている感じがして、とてもおいしかったです。

帰りには島の方のお見送りが!

大漁旗のお見送り

大漁旗を振って、お見送りしてくれました。防波堤の先までついてきてくれて、ほっこり&名残惜しくなりますね。

日曜日は粟島へ

粟島へ行くのも本当に久しぶりで。
大学生の時に地域活性化を学んでいて、お世話になった島でもあります。

粟島は三豊市の須田港から船が出ています。こちらも駐車場からシャトルバスがでていて、港に着いたらめちゃくちゃ人が並んでいました。

須田港ー粟島間は15分かからない程度で行けるので、個人的には一番手ごろに行ける島だと思っています。

一番有名なのがこの建物ですかね。

海員学校跡

あいにくの曇りで少し肌寒く感じましたが、伊吹島とは違って平坦な道なので回りやすく、作品数も7つほどなので半日かからず回り切ることができました。次に本島に行く人も多いみたいです。1日2島余裕で回れるのが西の島の魅力です。

写真の海員学校跡地の中にも作品がありました。

これは何に見えますか?

この漂流物は一体何なのか、スケッチをして考える作品。私も挑戦しました。
お隣の外国人の方がとても上手にスケッチされていて印象的でした。

時間が止まった教室

小学校跡地にもアート作品が。
伊吹島でもそうでしたが、廃校が作品になっていると、皆が経験した教室の雰囲気が懐かしく、またそこにアート作品がある違和感がすごく面白いです。
外国の方が見たらまた違った風に見えるのでしょうか。

はしゃいで太鼓叩いたら思ったより響いた

屋上から見た景色がキレイだよ!とオススメされたので、屋上にも行きました。

晴れた日にまた見たい景色

粟島全体が見渡せる感じでよかったです!屋上には文字が書かれていて、細部までアートがあるなあと思いました。

お昼は食べずに港へ。
今度はゆっくり行きたいです。

模様が素敵でした

粟島では、1点だけ…ものすごく並んでいてくじらの作品だけ中をのぞくことができなかったのが残念です。来期にも残らないかな…

ちなみに粟島はカメラを持って行くのを忘れてしまって撮影はスマホカメラです(笑)

島を巡ること

秋はとても過ごしやすく、旅行日和なので老若男女問わずたくさんの方が訪れていたのが印象的でした。

船に乗って島に行くことで、日常の中でもちょっとした非日常を体験できるのが瀬戸内国際芸術祭の魅力。
今回はあんまり巡ることができなくて残念でした。

また3年後、続いてほしいなあと思います。
会期外にも島に遊びに行きたいなあ。

 

 

 

カテゴリーLIFE