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今回変身するCHINTAI ROOMは?

相談者DATA #1

出版社営業として毎日忙しく働く一人暮らし30代女性 高松市中心部の約12帖のワンルームで暮らし始めて 7年目。仕事やお付き合いで、帰宅が遅くなることが多く ゆっくり整理する時間が取りにくい。 スーツではなく私服での仕事のため、服は増えるばかり。服の多さに比べ、収納が小さいため困っているが、「服が好きなので、できるだけ捨てたくない」との希望あり。

教えてくれた人 上原千鶴さん

『お片付けの学び場』代表 お片付け関連の資格を10以上持つ香川の片付け師。片づけ作業から個別レッスン、セミナー ワークショップなどを行いながら 片づけの楽しさを広めている。

動線に合わせたリビングスペースに変身

BEFORE

12帖のワンルームを、棚で仕切っているリビングスペース。ワイヤーラックの前には、漫画雑誌が山積み!「エレベーターなしの3階なので、たまればたまるほど 重くてゴミ収集所まで下すのが面倒になりこんな状態に」

AFTER

まずは大量の漫画雑誌を処分。TVを見る位置とベランダへの 動線に合わせてワイヤーラックとテレビの位置を反対に移動しました。 コスメや本など、机から手の届く場所にあるため生活しやすくなりました。 ワイヤーラックの小物も、色を統一したカーテンと収納ボックスで 乱雑に見えないようにひと工夫。

行き所のない洋服を『見せる収納』で解決

BEFORE

唯一ある小さな収納は、服やバッグを積み重ねて雪崩状態に。キッチン横のスペースにある収納ケース2つ、ハンガーラックに使用頻度の多い服を。 「収納がまったく足りていません…」 ランドリースペースには、洗剤や バスグッズの在庫が無造作に直置き。

AFTER

組立て式収納スペーシアパイプと、収納ケースに追加し、即席のウォークインクローゼットスペースが完成。使用頻度の高いものは一目でどこにあるか分かるよう吊り下げ、オフシーズンのものは畳んで収納ケースにしまいました。 ランドリースペースには、ラック&カゴを追加し、取り出しやすく改善。 隣の収納には、バッグ、習い事で使用するドレスのみを入れています。

まとめ

「物が多いが減らせない、収納が少ない」というお悩みのもと、低予算でできるお片付けを上原先生に教えていただきました。 相談者は現在は一人暮らしですが、今後引っ越しする可能性も考えて、新しい家具は購入せず、分解できる組立て式の収納づくりをしました。物が捨てられない場合、「よく使うものは手に取りやすいところに」というように、使用頻度を考えて場所を決めることが大切です。

相談者より感想

一番困っていた服の収納場所が改善されて、朝の服選びの時間もぐっと短縮されました。

ありがとうございました。